AHSグループのコラムブログ

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赤ちゃんのうつぶせ寝は危険です。

ですが、大人のうつぶせ寝は、もしかしたらよい睡眠を与えるかもしれないという話です。


4足歩行の動物はうつぶせ寝が基本です。

人間は2足歩行だから関係ないのでは?

と思うかも知れませんが、人間も元々は4足歩行です。


仰向けに寝ると、重力の影響で内蔵が体の後ろに引っ張られ、

圧迫された状態になってしまうのです。


また、呼吸の点でも、うつぶせ寝のほう腹式呼吸しやすいような肋骨の開きになります。


ご存知のとおり、腹式呼吸は体にはとてもいい呼吸になります。


ただ、うつぶせ寝もやみくもにすればいいのではなくて、

正しい寝方というのがあります。


顔を向けている側の腕と足を窮屈にならないぐらい程度に曲げて、反対側の腕と足は伸ばします。

体と布団の間にはタオルやクッションを入れ、自然に呼吸しやすくします。



言葉で言うと難しいのですが、

2時間テレビドラマで飛び降り自殺した後の死体、突き落とされた死体

をイメージすると分かりやすいかもです(笑)


うつ伏せで寝ていても、結局は寝返りを打って横向きになるのですが、

最初の20分ぐらいが重要で、そこでうつ伏せで寝られれば、深い睡眠や疲労回復になるそうです。


何だか寝付きが悪いと感じた時は、寝方を変えてみると効果あるかも知れませんね。

前回に引き続き、海外旅行での健康話題を取り上げたいと思います。

海外へ行くと、どうししても出る時差ぼけの症状、

食欲減退や観光する意欲を失いかねない結構大きな問題です。


高速である場所まで移動すると、体内時計と現地の生活時間がズレてしまいます。

これを専門用語で「外的脱同調」といいます。


また、体温やホルモンの分泌、睡眠、覚醒などの生体リズムが、

それぞれバラバラになって症状がひどくなりますが、

これを「内的脱同調」といいます。


外的脱同調は到着直後が一番つらいのですが、内的脱同調は到着2~3日後が一番強くなるため、

なかなか解消されないことがあります。


この内的脱同調が、よく言われる、なかなか時差ボケが治らないという意味なのです。


ではその時差ぼけの対処方法ですが、

基本は、2~3日の短い滞在なら、日本時間のまま行動したほうが、

帰国後に早くリズムを取り戻せます。


出発前ですが、ヨーロッパなどの西行きフライトでは、

25時間という体内時計を1日を延長する方向で調節すればいいので、

遅寝遅起きを事前にしておけばよいです。

これは意外と簡単に出来ます。


ところが、日本人が大好きなハワイやアメリカ本土などの東行きフライトでは、

短縮する方向なので、結構つらい思いをした方が多いと思います。


この場合は逆に、早寝早起きをリズムにしておくとよいでしょう。


ちなみに機内食は食欲がないから食べないではなく、よっぽど悪くなければ食べたほうがいいです。

これは食べることで体内時計を現地の時間に合わせていくことができるからです。

水分を最低限摂って、ちょっと何かつまんでおくだけでも後々効いてきます。


到着が日中で眠いときには2~3時間ほど仮眠してOKです。

ただし、寝すぎは禁物なので、時間になったら起きて行動するようにしましょう。

夕方以降は現地の時間に合わせて眠るようにします。


実はこの時差ぼけ、体内時計が調節する時間は1時間程度なので、

ハワイ旅行で5泊7日程度であっても、

帰る頃にようやく慣れてきた、ということになりかねません。


それでも、なんとかしてとった休みを有効に使いたいので、

何の対策もしないで辛かったという旅行にはしないように、

計画をきちんと立てておくべきかも知れませんね。

国内旅行とは違う、余裕を持ったスケジュールを立てて楽しみたいものです。

卒業旅行のシーズンに入っています。

飛行機の交通網の発達で、海外へひとっ飛びという気分ですが、

実際は長時間のフライトで、行きも帰りもヘトヘトになったりするものです。


そこで注意しなくてはいけないのが、エコノミークラス症候群こと

急性肺動脈血栓塞栓症です。


これは長時間座っていることで血栓ができて、その後席を立つことで血栓がはがれて

肺の血管を詰まらせ、場合によっては急死することもあるという怖い病気です。


空港でも軽症含めて年に100件~200件ほどの発生があると言われています。


予防は、飛行機の中でどれだけ動き回れるかということなのですが、

そう簡単には動き回ることできないですよね。


ここで、アメリカでの発表で、座席がエコノミーかどうかではなく、

窓際かそうでないかが重要ということが医学誌に公開されました。


つまり、窓際の席に座ると通路に出るのに他の人に動いてもらうのがためらわれ、

長時間座りがちになるということでした。


思い当たるフシはないでしょうか?


日本人は、かなり謙虚な人種なので結構当てはまるのではと思います。


その予防法はというと、足のつま先を上げたり下げたりするだけで効果は十分あります。

さらに、水分をきちんと摂り、下半身だけでなく、

肩の上げ下げや首回しなど上半身もやるとさらに効果的です。


せっかくの空の旅、長期の旅行を台無しにしないためにも、

意識して動かすようにしたいものです。

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