AHSグループのコラムブログ

こちらはAHSグループのコラムブログになります。 健康情報を薬剤師ならではの視点でコラムを執筆していきます。

AHSグループのコラムブログになります。

冬のやっかいな症状に、冷えと手足の乾燥が挙げられます。

今回は乾燥をテーマに取り上げたいと思います。


ドラッグストアへ行くと様々な乾燥肌用のケア商品が並んでいます。

どれを選んだらいいのか分からない、ということがあるかもしれません。


試供品やサンプル、なければ、小包装品などで試して、しっくりくるものを選択するのが一番です。


ただ、一つだけ注意しなくてはいけないことは、

尿素が入っているクリームは、ハンドクリームとしてはあまり適切ではないということです。


尿素は水分子と混ざり合い、水分を保持する機能があります。

汗などにも微量に含まれており、角質内にある保湿成分です。


しかし、同時にケラチンにも結合して、正常なケラチンを変化させます。


尿素は固くなった角質を柔らかくさせるということです。

つまり角質も正常な構造を失ってしまうのです。


尿素を手が荒れている状態、角質を作り出している状態に使用すると、

きちんと出来上がっていない表皮を溶かしてしまって、逆にダメージを与えてしまうということです。



ただ、尿素はその効果を逆手にとって、薬を浸透しやすくしたり、

皮膚の新陳代謝を促すという目的で、皮膚科医は使うことあります。


かかとのガサガサ感には効果はありますので、それには使用してもいいでしょう。


くれぐれもまちがった選び方には注意してください。

ブログ、インスタグラム、X、ユーチューブ、フェイスブックなど、

ソーシャルメディアと呼ばれる普及率はものすごいものがあります。


見始めたり投稿したりすると、止まらなくなり、

寝不足や日常生活を圧迫することも起きてくるでしょう。

現実にこの問題は大きくなりつつあります。


子供に食事を作らなかったり、仕事を辞めることになったりと、

その悪影響はかなりのものと聞いています。


これはゲーム以上とも言われています。


特に自分が投稿したコメントなどが評価されたり、注目を浴びた時には、

快感をもたらすドーパミンが大量に放出されます。


逆に反応がないと落ち込むことが出てきます。

その後、再び大きな反応があると喜びが倍増されてくるので、投稿も過激になっていきます。

まさに、悪循環です。


仕事でない限りは、適切に自分の時間に組み込んだり、空き時間にやりますが、

依存状態になる人はそうはいかないこともあるでしょう。

PCやスマホでのチェックは1日に何十回も行います。



「リツイート、いいね、」などの評価が不特定多数に支持された時には、

ドーパミンの分泌を高めるというのも実験でわかってきています。

ソーシャルメディアを使うユーザーが多く投稿者も増えるというのもうなずけます。


人間が普通に交流できる数は150人といわれています。

一方、ソーシャルメディアでは1000人でも少ないと言われるでしょう。


ネット上だけのつながりが悪いとは言いませんが、

依存症になる前に、空き時間だけとか時間を決めて行うという対処が必要です。



何事もほどほどにして、たまには電子機器から離れて、本などを読むのもいいのではないかと感じます。

読書は、心を整えることにも一役買い、健全な眠りを誘います。

ぜひ、普段の生活にも読書を取り入れる、散歩などして目を休める等

ということをしてみてはいかがでしょうか?

日本人のメガネ人口やコンタクト人口はかなり多いです。

近年は、仕事でのPC操作だけでなく、スマホの国民中の普及により、

近視が以前にも増して多くなってきています。

できれば裸眼で過ごせたらと思うこともあるでしょうが、

生涯を通じて、それはほぼ不可能に近いものだったりします。


目のことで質問が患者さんから質問をこの前もらいました。

「ドライアイを改善すれば視力よくなるのでしょうか?」

という質問です。


結論から言うとドライアイを改善すれば視力がよくなることはあります。


キモは涙です。


目の表面を潤す涙が均一に広がっていないと、実用的な視力は落ちます。


実用的なというのは、普通の視力検査では分からないということです。

涙が均一でないと、光が散乱して見えにくくなってしまうのです。


その大切な涙を付着させる物質がムチンという物質で、

眼科医から処方される目薬には、このムチン分泌を促す目薬があるので、

視力が改善されることがあるのです。


すべての人が当てはまるとういわけではないので、

まずは、目の状態を把握するために、眼科医には必ずかかるようにしましょう。

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